古来、うなぎはブツ切りで食べられていました。
日本人はうなぎを美味しく食べるために「蒲焼」という食べ方を生み出し、
江戸時代から今日まで日本の伝統的な食文化の一つとして守り伝えられてき
ました。この“うなぎの蒲焼”を次世代に繋いでいくために、ここ桑名の地で
今日も美味しいうなぎ料理をご提供しています。新城で桑名の美味しいうな
ぎを子供達に食べてもらい、身近で、慣れ親しんだ味として“うなぎの食文
化”を次世代に繋いでいきます。
また当店では三重県で唯一、「共水うなぎ」も取り扱っています。そちらも
是非お楽しみください。
新城では「地産地消」を大切にしています。
その一つが、桑名で生まれたブランド「木曽三川うなぎ」を主に使うことです。
三大河川の「木曽三川」である揖斐川・
長良川・木曽川の豊かな清流(伏流水)に育てられた、生産者の
顔が見える良質な国産のうなぎです。地元のうなぎはお店に届く
まで速いのが魅力です。配送時に余計なストレスがうなぎにかか
らないので、新鮮で美味しいうなぎがお楽しみいただけます。
「木曽三川うなぎ」は1年~1年半の長い期間で成鰻さ
せ、出荷させる「周年型」と言われる養鰻形態で主に育てられています。
これは「良質な国産うなぎを1年中、安
定して仕入れることができる」という強みです。いつ
でも安心、安全な国産のうなぎをお客様にお出しして
います。
近年、生産の変化や台湾・中国の外国産進出等によりうなぎの産
地偽装が相次いでおり問題になっています。そんな中「木曽三川
うなぎ」は全国で初めての「生産情報公開養殖魚のJAS規格」を取
得しました。これにより、うなぎを育てる際に使ったエサや
産地などのデータを毎日取得できるので品質は保証されてい
ます。安心で安全な国産のうなぎをお召し上がりいただけます。
木曽三川の養鰻場と桑名の鰻卸問屋「鰻ト商店」で結成された
「桑鰻会」により、徹底した管理の下で「木曽三川うなぎ」は
丁寧に育てられています。実績が生む信頼感と生産者の
顔が見える安心感は、地元ならでは。
外国産進出の増加等、厳しい時代を生き残ってきた「桑鰻会」
だからこそ、当店も自信をもっておすすめしています。
ブランドうなぎとしても有名な「共水うなぎ」を三重県内で唯一取り扱
っています。「共水うなぎ」は天然の状態に近い環境を作り出し、養殖
でありながらも天然に勝るとも劣らない、うなぎ本来の旨みを追求した
うなぎです。うなぎにストレスを与えないために数を減らして飼育して
いるため、出荷量も少なく「幻のうなぎ」と呼ばれ、
しっかりとした信頼を得て、
当店への取り扱いが許されていますので是非ご堪能ください。
※現在取り扱いを中止しております。
肉厚太めの共水うなぎを1匹丸々楽しめる御膳です。
うなぎ本来の旨みを味わえる白焼きと、
人気のひつまぶしの2種類の食べ方でお楽しみいただけます。