開きたての新鮮なうなぎを、そのまま炭火で焼く「地焼き」。素材本来の風味に、備長炭の香ばしい香りをのせながら、何度も手返しを繰り返します。最後に秘伝の自家製だれを2度くぐらせ、照りを付けながら仕上げの本焼きをします。こうして表面はカリッと香ばしく、中は旨みが凝縮され、肉厚でふっくらとした食感の「伊勢・桑名、新城の味」が完成します。
本店の「魚城」から引き継いだ秘伝のたれは、50年以上継ぎ足されております。地元桑名の溜まり醤油をベースに伊勢醤油をブレンドした新城のたれは焼き上げた時にうなぎの色がしっかり出るので見た目にも美味しく仕上がります。
35年以上、毎朝備長炭の火起こしから新城の一日が始まります。パチパチと音を立て真っ赤になる備長炭は約600~700度。この遠火の強火、うなぎに絡む備長炭の香ばしい炭の香りが、うなぎ本来の風味を一層引き立て美味しくします。